2008年11月21日 (金)

映画「歓喜の歌」を見て。

久々に音楽ネタの更新です。
(そもそもこのブログは音楽にまつわる話を紹介する
 のが目的だったのですが。。。)

昨日、借りていたDVDの返却期限日だったので、
慌てて見始めたのが「歓喜の歌」でした。

公式HPはこちらから
http://www.kankinouta.com/

今年に入って「うた魂(たま)」とほぼ同時期
に公開された映画でしたが、どちらも観ていま
せんでした。

内心「どうせ一般ウケするために、あたり障り
の無いことを映画化したんだろうな」とタカを
くくっていた僕の考えは、この映画が始まった
瞬間に吹き飛びました。

なんとリアルに、しかも面白く現実のアマチュア
合唱団を、その人たちを描写した映画なのだと
思いました。

そしてラストへ続く笑いと感動の渦。原作が
立川志の輔さんの創作落語だから、随所に
洒落が利いている。

一番感動したシーンは、この映画の見せ場
の一つでもある餃子のシーンです。その台詞
を拝借しましょう。

「おかあさんはそれでも毎週一回の練習は
 欠かさず行くんです。“練習に行くと、
 ああ、忙しいのは自分だけじゃないんだ”
 と安心出来るからって言うんです。」

ラーメン店を経営している主人が病気で
寝込み、隣で洋裁店を経営していた奥さん
が2足のわらじを履き、夜寝る時間も惜
しんで働き、それでも週一回の練習には
足を運ぶという情熱。物語としてはでき
過ぎた設定ですが、とても心を揺さぶら
れました。

久しぶりに「心に栄養が入った」作品
でした。是非一度ご覧下さい。

今日はテレビでウィーンフィルの日本
公演を観ています。次回はそのレポート
を書きます。

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2007年5月 1日 (火)

52万5600分という時間。

引きこもりの一日。エヴァンゲリオンの最終話につづき
ミュージカル「RENT」を見ました。

http://www.movies.co.jp/rent/

バイト仲間のMICKさんからDVDを借りて、2週間越しに
ようやく見終わりました。
最初から最後まで引き込まれ、鳥肌の立つ、テンポの
あるミュージカルでした。

アメリカ、ブロードウェイでのオリジナルキャスト出演に
よる豪華なミュージカル映画ですが、何と言っても、
「声の説得力」がありすぎる!!

冒頭から見ている人に問いかける「52万5600分」
という時間の見方と使い方、そして出演者の立場へ
と違和感なく転換し共感を持たせる構成がとても
気持ちのいいものでした。

見終わって、今度は自分がその「52万5600分」
という時間をどのように過ごすのかということを考え
させられるおまけつきのミュージカルです。

あと歌とダンスがとても良い!詳細は見てからの
お楽しみなので、見てない人は是非見てほしいです。

さて、連休は何を見ようかな。

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2007年1月29日 (月)

手塚治虫は生きている(嘘)

土曜日、我が家の週末居候と一緒に「どろろ」を見に映画館

へ行きました。公開初日とあって、レイトショーにもかかわらず

ほぼ満席状態・・・なんか前評判がいろいろとあったみたいで

それで手塚漫画を知らない人間(私含む)も多いように思いま

した。

具体的な内容は伏せておきますが、感想としては「圧巻」の

一言につきました。最初から最後まで流れるようなテンポで

ストーリーが進みながらも、回想シーンの入れ方も非常に

わかりやすく、幅広い年齢層に楽しめる内容ではなかった

かと思います。(実際はPG-12指定作品ですが)

俳優は脇役から実力派揃いだったことと、主演の妻夫木

聡と柴咲コウのコンビがテンポがあってて良いというのも

今回好印象の理由でもあるのですが。

妻夫木は「ジョゼと虎と魚たち」からお気に入りの俳優

さんですが、前回の「涙そうそう」の明るい雰囲気から

豹変し、手塚漫画に出てくる典型的なダークヒーロー

「百鬼丸」をリアルに演じていました。対照的に暗い過去

を背負いつつも、常に前向きに生きようとする柴咲「どろろ」

の明るさに次第に百鬼丸が影響されていく様子が何とも微笑

ましかったです。柴咲コウがあれだけ豹変できるっていうのも、

今回の見所ですね。

最近読んだオペラの本に「初演の舞台の良し悪しは、作品その

ものよりも、その日の演奏の出来によって評価される」とあります

が、今回は演技が脚本を上回ったと言えるんではないでしょうか。

先入観を持っても持たなくても、結果としては「良かった」と言える

作品です。

帰りに「ゲゲゲの鬼太郎」の実写版の予告ポスターが張り出され

てました。こちらもなかなかくせのあるメンバーが揃っており、公開

が楽しみな作品です。

だがウエンツ瑛士、手前の「鬼太郎」だけは許せねえ・・・

とってもビジュアル系な鬼太郎じゃねえか。

(20年来の水木しげるファンとして)

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